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SOSカスタムボード試乗第2弾は、SLUSHI pro69Lです。このボードは、前回乗ったプロケットより、小波用にデザインされているボードです。デッキは、サーフボード同様デッキコンケーブになっていて、足にフィットするデザインとなってます。こちらもケブラーをラミネートしていて、ボードのしなりを考えてあります。
走りはスターKODEより、やや劣る感じですが、ターンはスムースで昨日試乗したプロケットより少しタイトに動く感じです。69Lと私には少し小さく感じました。前のレールから入れてターンするとういより、もっと楽にターンするボードだと感じました。ジャンプ重視のセイラー向けではなく、ウェイブライディング重視のセイラーに向いてますね。
SOSのボードは、基本的に現在主流のボードデザインのように、トップアクションを重視するボードではなく、波の中でのマニューバーをより刻みやすいボードをデザインしています。フィンは、スラスターかシングルフィンで乗ってもらいたいそうです。

波はかなり小さくなったホキーパです。今日はいろいろなボードを試乗することができました。本当にそれぞれ特徴があり面白いですね。
試乗ボードは、SOSカスタム(プロケット78L、スラスター),QUATROのシングルフィンMONO(79L),最新のQUATROのスーパーミニ(85L、スラスター),STAR KODE(72L、クアッドフィン)以上4本の試乗です。風は、4.2~4.5㎡で、波は腰~腹くらいです。
今日の小波で一番気になったのが、QUATROのスーパーミニでした。85Lでオーバーフローで乗れるかな?と思ってましたが、全く問題なく加速は素晴らしく、ガスティーでも常に走っているボードです。安定感もあり、ジャイブも違和感なくできました。波乗りは、カービングではなく、トップでスラッシュする感じで、小波用に1本欲しくなってしまいました。
最近ウィンドのボードにも力を入れ始めたSOS(ショーン・オルドネス)のカスタムボードは、今主流のサンドイッチ工法でなく、ケブラーを全体に貼って、しなりを重視するボードで、プロケットというモデルです。波のサイズがあるときのボードデザインなので、コンディションが合いませんでしたが、走りは良く、ジャイブもスムースな感じで乗りやすいボードでした。
QUATROのMONOは、シングルフィンで1昔前のモデルを思い出しました。長さもあり、少しノーズが長いな!ってはじめは思ってしまいます。ターンは、確かに大きいターンになりますが、とてもスムースで、波のサイズがある時に乗りやすいボードだと思います。SOSカスタムボードと少し感じが似てますね。
STAR KODEは、今回クアッドフィンで乗りました。走りは良く、スラスターよりクアッドの方が、ターンが良い感じです。トータル的に乗りやすいボードです。
明日は、SOSカスタムのSLUSHIという、頭以下くらい用デザインのボードを試乗できる予定ですので、またアップします。