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いよいよ最後の難関、チャイナウォールから湾内に入ってきて、ゴールへ向けて最後のラストスパートです。ここは、いつも波が立っていて、ここで順位が拮抗していると、波に乗って順位を上げる可能性があります。今回は、特に波が大きく、セットでダブルオーバークラスの波が時折入ってきてました。
選手は、波を使って波に乗って順位を上げれる可能性もありますが、波に巻かれて順位を落とすリスクも同時に持ってます。同時に強いオフショアも最後に選手に試練を与えます。2年前もダブル近い波が立っていて、巻かれて順位を落としたので、今回は少し遠回りして安全ルートを選択しました。しかし、船が通る安全ルートも今回はオーバーヘッドの波が押し寄せ、船も小さい船はセットでひっくり返りそうになる船もありました。船もセットの合間を見てゴール地点へ向かいますが、後ろから波が押し寄せスリル満点でした。
その後フラット海面を漕いで、いよいよゴールです。ゴールでは、1人1人の選手の名前がアナウンスされ、たくさんの観客、応援者、スタッフたちが、拍手で選手を迎えます。ゴールした選手は、ガッツポーズをする人、疲れ切って座り込む人と様々ですが、ゴールの瞬間を見ていると、感動するとともに本当に”お疲れ様”と心から思います。
スタート後4時間位するとオアフ島がかなり近づいてきます。このころは、選手の疲れもピークに達していて、座り込んで休む選手や頭から氷水をかぶったり、時には嘔吐する選手もいます。特に今回のレースは、風がほとんど無く、熱く、過酷なレースだったので、その前からかなり疲れがピークに達していたようで、棄権した選手もいました。
こんな状況でもゴールを目指して、パドルし続ける選手を船上から見ていると、応援しながらも同時に感動さえします。TOMO選手や永松選手も、今回は特にきつく数度やめよう(リタイア)しようと思ったそうです。このレースが体力だけでなく、強い精神力なしにはゴールできないことがわかります。
写真は、TOMO選手が最後の難関(チャイナウォールから波がブレイクするポイント)の少し手前で島のそばをパドルしている様子です。ここはうねりも高く、潮の状況でカレントも変わるので、島に接近するルートを選ぶか、少し離れるルートを選ぶかで、順位が変動しやすい場所です。今回は、私達はうねりが大きくまた満潮に近い時間だったのを考慮して、島から少し離れるルートを選びましたが、島のそばのルートを選んだ選手に抜かれてしまいましたので、結果手的には、島のそばのルーツを選んだほうが良かったのかな?との反省もあります。
そして、いよいよゴールに向けての最後の難関です。次へ





