moonbow topics

2015-07-31 15:10:00

スタート後4時間位するとオアフ島がかなり近づいてきます。このころは、選手の疲れもピークに達していて、座り込んで休む選手や頭から氷水をかぶったり、時には嘔吐する選手もいます。特に今回のレースは、風がほとんど無く、熱く、過酷なレースだったので、その前からかなり疲れがピークに達していたようで、棄権した選手もいました。

こんな状況でもゴールを目指して、パドルし続ける選手を船上から見ていると、応援しながらも同時に感動さえします。TOMO選手や永松選手も、今回は特にきつく数度やめよう(リタイア)しようと思ったそうです。このレースが体力だけでなく、強い精神力なしにはゴールできないことがわかります。

写真は、TOMO選手が最後の難関(チャイナウォールから波がブレイクするポイント)の少し手前で島のそばをパドルしている様子です。ここはうねりも高く、潮の状況でカレントも変わるので、島に接近するルートを選ぶか、少し離れるルートを選ぶかで、順位が変動しやすい場所です。今回は、私達はうねりが大きくまた満潮に近い時間だったのを考慮して、島から少し離れるルートを選びましたが、島のそばのルートを選んだ選手に抜かれてしまいましたので、結果手的には、島のそばのルーツを選んだほうが良かったのかな?との反省もあります。

そして、いよいよゴールに向けての最後の難関です。次へ